リハのこの人 #6 浅川大地

 リハのこの人、第6回目は浅川大地氏です。

浅川氏は…と紹介したいところですが、

編集者もこの方のことはよく存じ上げません。

そういったミステリアスな雰囲気をもつ浅川氏の素顔。

恐らく本邦初公開となることでしょう!

この仕事についたきっかけは?

 私は小学生頃に野球を始めましたが、

高校生のときに肘をケガして手術を受けました。

そのときに初めてリハビリをしたと思いますが、

期間が短かったこともありあまり覚えていません。

むしろ、その後の経過があまり良くなく、

なかなか復帰できずに

高校の半分以上の期間は満足に投げられない時期を過ごしました。

私が理学療法士という仕事を認識したのは、

監督の知人である理学療法士の方が、

時々、現場に来られるようになってからと思います。

投げられるようになるには何をすればいいのか、

トレーニングやからだのケアの方法を教えてもらいました。

その方の印象が強く、

理学療法士になればスポーツや野球に関われる仕事ができると思い、

詳しい仕事は知らないままとりあえず大学に入ったと記憶しています。

仕事で印象に残っていることは?

 私は、入職した際に同時に大学院にも在籍していました。

結局、博士課程まで修了させていただき、約7年間の長きに渡り、

職場の方々に多くのサポートをいただきました。

大学院に在籍しているときは、

仕事や研究、スポーツ現場のサポートなどに自分なりに努力して、

うまく両立できていると思っていました。

しかし、自分が気づかない多くのサポートがあって成り立っていたことを

後々思い知らされることとなりました。

ただ、その期間のおかげで経験できたことも多く、

今度は後輩たちが様々なことにチャレンジすることを

サポートできるようになりたいと思っています。

仕事以外に夢中になっていることは?

  現在、縁あって

スポーツクライミング競技のサポートに携わらせていただいています。

選手のサポート活動が主ですが、当初は競技の経験がほとんどないため、

自分自身でもクライミングを始めました。

その結果、クライミングの楽しさや自由さを知り、

趣味のレベルですがボルダリングジムなどで遊んでいます。

また、コロナ禍においては室内のジムは敬遠せざるを得ず、

自然の岩を登る、いわゆるロッククライミングを始めました。

元々、山や川のような静かな場所が好きなので、

ケガに気をつけながら自然を楽しんでいます。

また、本を読むことが好きで、

冊数がだいぶ増えてきたのでそろそろ整理しようと考えているところです。

ジャンルは問わず、小説から教養、ビジネス書やマンガ、

新書・古書等も問わずに買うため、本棚に統一感がありません。

本を読むと知らない分野や世界について知ることができることが楽しく、

本屋をうろうろしながら興味のありそうな本を探しています。

今後の目標は?

 理想的として、理学療法士としての知識や技術といった

専門性を高めていきたいという想いと同時に、

理学療法という立場を基本にしながら、

他にもいろいろできるようになりたいと思っています。

廻りまわって仕事や日常の様々なものの考え方に生きてくることもあるため、

得意苦手など関係なく様々なことに手を出したり、

足を出したりしていきたいと思っています。

 浅川氏の、その名の通りどっしり構え、

自然を愛する姿を垣間見ることができました。

待ちかねていた浅川ファンにはたまらない内容だったことでしょう!

次回もお楽しみに!

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