VOL.9: – DX –

DXが「デラックス」では無くなった令和の時代。

ここ数年DXという言葉がインターネットやSNSで溢れています。
どう見ても、どう考えても、こりゃ「デラックス」ですよね。
ところが使われている文章の前後から判断しても
「特別感」や「ゴージャス感」は無いのです。
「デラックスで無いのであれば、何だろう?」そう思った矢先に
「令和を乗り切るDX;デジタルトランスフォーメーション」という
親切なテーマの研修会に出会いました。
そうです皆様、「DX=デジタルトランスフォーメーション」と言うらしいのです。

デジタルトランスフォーメーションの英語表記は
「Digital Transformation」ですが、
略称は「DT」ではなく「DX」・・・・。

再びの謎・・・調べると英語圏の表現で
「Trans」を「X」と略すことが一般的だそうです。

DX(デジタルトランスフォーメーション)は、
2004年にスウェーデンのウメオ大学エリック・ストルターマン教授によって
提唱された概念。
その内容は
「進化し続けるテクノロジーが人々の生活を豊かにしていく」というものです。

あれ?つまりは
進化したデジタル技術が私たちの生活をデラックスにする!」と言えますね。

昭和思考もあながち間違いではなかった。

では私たちの生活でデジタル化して
より豊かになろうとしている所はどこでしょう。
まずは当院で実施している「フレイル教室」では、
参加者全員にデジタル活動量計を配り
日常生活の活動をデジタルデータで解析しています。
歩数・消費カロリー・歩行距離・・・。
これらを基に栄養士が適切な食事内容を指導し、
理学療法士が適切な運動を指示します。
また、リハ部では動画配信しております(一部の動画は7万回再生!)、
これもDXと言えるようです。
どうぞご覧ください。

一方、私個人はスマートウォッチをしています
(お腹がスマートではなくなったからです)。
これが優秀なトレーナーでして、
「今日は頑張りましたね」
「あと少しで目標達成できますよ」と励ましてくれます。
もちろん今日の活動状況や運動量、歩行距離、睡眠の質まで教えてくれます。
アップル先生(アップルウォッチ)のおかげで血圧上昇も抑えられています。
このような行動変容を起こすことは簡単ではありません。
私個人はDXによって豊かな生活が出来ているのかもしれません。
願わくはアップル先生にも進化していただき、
もっと励ましパターンを増やしてもらいたいです。
少し飽きてきました。

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