AI(エー・アイ)と聞いて数年経ちますね、
ロボット産業が製造業を大きく変えた事は周知の通りです。
そのような変化が起きる、もしくは起きているのでしょうか。
AIって毎日のように聞くけど何のことでしょう、
アーティフィシャル・インテリジェンス※1の略称だそうです。
アーティフィシャルは「人工的な」、
インテリジェンスは「知能/知性」、という意味。
意外にもAIという言葉が初めて用いられたのは1956年。
アメリカのダートマス大学で開催されたダートマス会議で、
計算機科学者・認知科学者の
ジョン・マッカーシー教授によって提案されたとのこと。
私が生まれる、だいぶ前とは驚きです。
AIの発達により人間の職場が奪われると聞きます。
さて、それは困ったものです。
オックスフォード大学オズボーン教授による、
コンピュータの進化によって消える職業の調査では、
〜代替えされにくいもの〜
1.ヘルスケアやラーニング、心理学などの人との深いコミニュケーションに関わる仕事
2.デザインなエンジニアリング、経営のどの「創造」や「意思決定」に関する仕事
だそうです。
どうやら医療系もここに入りそうです。
と、安心していてはダメですね。
こちらから積極的にAIを使いこなせるよう働き掛けなければいけない気がします。
AIの対義語は、ネイチャー・インテリジェンス※2、NI(エヌ・アイ)です。
日本語では「自然知能」と言えます。
人間や動物などの自然が生み出した知能という意味になります。
全世界で人間が日頃から生み出している知能は莫大な量があります。
しかし、すぐに認識されたり、形になったりする事はありません。
いかに早くそれに気づき、形にしていくことが
AIに負けないための重要なことかもしれません。
NIは爆発的に進化しないかもしれないけど、
AIを利用しつつゆっくりと確実に進歩したいものです。
言い換えると、
人間の進化にAIを利用して
お互いに進化をする世界が求められていることになります。
さてリハビリ室ではいつになったらAIが活躍してくれるでしょうか?
楽しみですね。
※1 Artificial Intelligence
※2 Natuar Intelligence
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