洋服はキツくなるとサイズを大きくしますし、
ブカブカになるとサイズを小さくします。
このように体の外見は分かりやすいですが、
体の中身まで気にしている人は少ないのではないでしょうか?
20代中頃から老化は始まります。
加えて太ったり、寝込んだり、運動不足になったりと
体の中身にも大きく影響することばかり起こっています。ただ見えないだけで。
そこで提案です。
洋服を着替えるように体の中身も着替えませんか?
鏡を見るように自分の中身をチェックしませんか?
硬い床に仰向けになりバンザイをします。
「手の甲は床につきますか?」
「長座になり両手でつま先を握れますか?」
「手離しの片足立ちが30秒できますか?」
「片足でつま先立ちをして踵が5cm持ち上がりますか?」
誰しも20歳の頃には出来たことです。
このチェックは半年に一度で良いと思います。
もし出来なければ、少しづつ練習して改善しましょう。
一方、日々はどうしたら良いのでしょう。
それは、毎日動く前にその動作が可能かどうかを事前チェック
すれば良いのです。
・洗濯カゴを持つ前に膝と腰を曲げてから持ち上げる真似。
・顔を洗う前にかがんでみる。
・散歩の前に足踏みをしてみる。
・階段の前にもも上げをしてみる。
・草むしりの前にしゃがみ込んでみる。 などなど
この確認作業が準備運動にもなります。
準備を整えて安心動作!
また、身体の中身の問題として持久力もありますね。
よくある質問で「どのくらい続けて運動して良いですか?」と聞かれます。
その答えは、継続して歩くことができる時間です。
つまり30分継続して歩ける人は30分の運動が可能です。
草むしりも30分。農作業も30分です。30分経ったら休みましょう。
これがとても重要です。散歩は20分しか出来ない方が、
2時間以上農作業をすることもあります。
これでは身体がもちません。
休まずに歩ける時間だけ作業ができると覚えておきましょう。
当然、歩く練習をして長く歩けるようになれば
作業時間も長くすることが可能になります。
さあ、みんなで身体の中身も着替えましょう!