美味しく痩せる!?食材の選び方

 生活している中で「ダイエットしよう(しなくては!)」と

思ったことがある方が多いのではないでしょうか。

過去から現在にかけてさまざまなダイエット方法が提唱されています。

健康的に痩せるためには運動と食事、

その他にも多くの生活習慣を見直す必要があります。

今回はちょっとした意識の変化で

脂肪がつきにくくなる食事法を紹介したいと思います。

ダイエット食は「つらい」

ダイエット中の食事」で思い浮かぶことはなんですか?

「食べられるものが限られる」「甘いものが食べられない」など

「つらい」という印象があると思います。

かくいう私もですが「つらい」と分かっていることは

やりたくないですし、始めたくもないです。

 そこで今回、できる限り自由な食事でありながら、

太りにくい食事を摂るために大切な「GI値」というものをご紹介します。

みんなの味方「GI値」

 GI値とは、グリセミック・インデックス(Glycemic Index)の略で、

食後血糖値の上昇度を示す指数のことです。

 聞き馴染みのない言葉ですが、

気付かぬうちに意識している方もいると思います。

それは

「食事は【野菜サラダ】から食べ始めると太りにくい」

ということです。

これもGI値が関係しており、GI値が低い食材から食べ始めると

その後の血糖値の上昇が緩やかになると言われています。

 ではなぜGI値が低い(血糖値が緩やかに上昇する)食材が

良いのでしょうか。

血糖値とインスリン

 食事(主に炭水化物)を摂ると血液中の血糖値が上昇します。

その上昇を抑える(糖を吸収する)ために

インスリンというホルモンが分泌されます。

インスリンは脂肪合成を高め、脂肪分解を防ぐ作用を持っており、

脂肪が蓄積されやすくなります。

糖は人間が活動するために必要なエネルギーでありますが、

血糖値の急上昇脂肪合成の要因となります。

そのため、血糖値の急上昇を引き起こしにくい低GI値を選択することが、

太りにくい食材の選択となります(図1)。

【低GI値:血糖値が急上昇しやすいグルコース(ブドウ糖)を

100とした場合、55以下であること】

どっちが低GI値?

 食事をした際に血糖値の上昇が緩やか

と思う方を選んでみてください。

カロリーに惑わされないで!

(いずれも100グラムあたりのカロリー)

「カロリーが高い食材」=「血糖値が上昇する食材」

ということは必ずしも正しくはありません。

GI値を考えて食材の選択を行い、

健康的に継続できるダイエットを始めてみませんか。

(答えは一番下にあります。)                  (加賀美)

答え:①五穀米(55%) ②サツマイモ(55%) ③イチゴ(29)

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