リハのこの人、第5回目は茂木成介氏です。
茂木氏は学生時代の当院での臨床実習を経て理学療法士となり、入職されました。
ちなみに実習中の指導者は本誌コラムでお馴染みの今野部長でした!
このようにカミモクDNAを受け継いだ茂木氏の素顔に迫ります!
この仕事についたきっかけは?
中学生のときに外反母趾による痛みで部活もままならなくなり、
リハビリを受けたのが理学療法士との出会いでした。
当時は病院嫌いなこともあり、あまりよく覚えていないですが、
思春期で反抗期だった私に対して一生懸命対応して頂いたことを覚えています。
その後、医療事務の母に勧められ、養成校へ進み無事に理学療法士となる事ができました。
働きだして十年を超え、苦い思い出や辛いことも経験しました。
今では当時私を担当した理学療法士の先生には申し訳ない気持ちと感謝の気持ちでいっぱいです。
私もあのときの先生のように目の前の患者様に一生懸命になれるよう、
当時の記憶を思い出しながら、臨床にあたっています。
どのような仕事をしていますか?
現在は、病院で入院と外来患者様のリハビリを担当させていただいています。
主に整形外科疾患の患者様を対象に、
運動やストレッチなどの実施や自主トレーニングの提案をさせていただいています。
実際のリハビリでは、患者様の生活、仕事など、
日常的に行っている身体の動かし方を評価させていただきます。
その中で、身体への負担を減らせるような姿勢や、身体の動かし方について指導を行っています。
また、自主トレーニングの提案に関しては、「生活の中に落とし込む」ことに重点を置き、
患者様が運動を続けられるようサポートしています。
近年は新人職員や若手世代への指導に関心を持ち、
どのように若手へ指導したら良いのか、日々考えています。
休みの日は何をしていますか?
休みの日は子供と過ごす時間が多いです。
2歳半の男の子の相手は正直疲れることも多いですが、成長の速さに感動することも多いです。
私の真似をすることもあり、言葉遣いや行動には注意しています。笑
趣味が園芸で植物を触る時間も多いです。
熱帯に生息する塊根植物や観葉植物の生育はとても興味深く、楽しい時間を過ごしています。
1年前に新居を建て、庭いじりにもはまっています。
芝の手入れや植木の剪定など、庭いじりは奥が深く、ぜひみなさまにご教授いただきたいです。
今後の目標は?
様々な患者様に対応できるように幅広く勉強し、
オールマイティな理学療法士になれるよう頑張りたいと思います。
中でも整形外科疾患に対しましては、自分の売りにできるよう、
より一層知識や技術を磨いていきたいと思います。
病院スタッフとしては、新人職員や若手世代への指導を継続して行い、
リハビリ課全体の底上げへ関われたらと思います。
最後に私事ですが、妻が二人目の出産を控えております。
家族が増える楽しみは何にも代えがたいものです。
まずは妻のサポートや家事、頑張りたいと思います。
常にオープンマインドな茂木氏ですが、
外反母趾が理学療法士への道を切り拓いたとは驚きですね。
この調子で仕事と家庭と趣味を両立できれば若手世代の良いお手本になっていくことでしょう…
次号もお楽しみに!