「足」は健康で颯爽と歩くために要となるからだの部位です。
今回は、その「足」の中でも脛(すね)より下の「足部」ついてのお話です。
足部は脛骨と腓骨、足根骨や足趾を合わせると二八個、両足で五六個の骨からなり、
これは全身の骨の約四分の一に当たります。
それだけ、重要な機能が秘められており、
足にかかる衝撃を吸収したり、バランスをとったりするだけでなく、
速く、力強く動くための蹴り出しをする役割を担っています。
特に、二本足で真っ直ぐ立つために足部は唯一地面に接する部位であり、
からだを支える土台となります。
足裏がしっかりと地面を捉えていないと真っ直ぐ立てないですよね。
つまり、この足部のバランスが崩れると全身の姿勢に影響し、
膝や腰などの不具合を引き起こす一つの要因となります。
また、足部はセンサーとしての役割も大きく、足裏はからだの中でも感覚器が豊富な部位です。
靴の中の小石が気になるように、それだけ鋭いセンサーが働いているということであり、
足下が悪い不整地などにおいて、からだのバランスを保つのに役立っています。
それでは、足部のバランスが崩れるとからだにどのような影響が出るのでしょうか。
真っ直ぐ立ち、後ろから右足を見たときに、
踵は内側に傾いたり(回内)、外側に傾いたり(回外)してバランスをとっています(図1)。
どちらもバランスを保つ上で必要な動きですが、
どちらかに偏りがあると全身に様々な影響が出てくる可能性があります。

例えば、図2の右側のように
踵が内側に傾くと、膝はX脚になりやすく、腰が反りやすい傾向になります。
一方、同図の左側のように
踵が外側に傾くと、膝はO脚になりやすく、腰が丸くなりやすい傾向にあります。

このように土台となる足部が傾くと、
それを補うようにその上に乗っているからだにも傾きが出てきます。
そのため、足部を柔軟に保つことはとても大切になるわけです。
ここでは、足部の柔軟性をセルフチェックでき、
エクササイズとしても活用できる方法をご紹介します。
左右の足での違いもぜひ比べてみてください。
さて、足裏の感覚が冴えてきた気がしませんか?(浅川)

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